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理事長挨拶

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令和6年7月1日、ほっとスペース八王子は新しく理事会の体制を整え、私たちの事業を再開することが出来ました。 小平裕子が代表理事として使命を受けその責任を果たすことになりました。 当事者という立場、そして20年余りのアメリカにおけるソーシャルワーク経験を活かしまして微力ながら最善に貢献していければと願います。


令和6年2月29日付けでほっとスペース八王子事業所が前代表理事である市川明美氏と共に理事会の決議により閉鎖され、全ての職員は解雇になり、事務所内のほぼ全ての所有物は売却され2台のコンピューターと書類等を残された状態でした。本来このような「運営に関する重要事項」は、定款に則り(第21条)総会において議決を行わなければなりませんでした。 そこでほっとスペース八王子有志、榛澤昌高、山岡恵、小平裕子、藤井雅順が三多摩合同労働組合の林武文氏、谷卓栽氏の助けをお借りして何度も会を重ねた結果、これまで築きあげられた歴史あるほっとスペース八王子、精神疾患をお持ちの皆の居場所を残していきたいという意志のもと、八王子市とも交渉しながら事業を継続していくために再建を決意して前利用者を含み、これからの運営に必要な事務作業のリスト作成など榛澤氏を中心に何度も理事会での話し合い、作業分担して最善を尽くしました。

またこれまでの事業所を利用してきていたボランテイアや協力者が手分けして知り合いなどへの声かけにより、机、椅子など必要な備品家具の寄贈をいただきました。 そしてPC器具やシステムなどを整えて、連絡調整、また八王子市へ活動補助金の申請、職員配置、会計/経理/労務関係の処理を委託するための手続きをしました。


どこまで事業運営が可能であるのか確定されない経済的に非常に厳しい状況の中、日々の事業活動その運営、また利用者の獲得のための街頭宣伝やポスティング、ビラ配り、アウトリーチなど出来る限りで前に進んでいます。 今後ともご指導、ご鞭撻を賜りご協力いただければ幸いです。これからもほっとスペース八王子が、精神疾患をお持ちの皆の居場所、社会における自立への導きある活動の場、みんなの事業が継続されるますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2024年6月26日

ほっとスペース八王子代表理事 小平 裕子

理事長挨拶: 会社概要
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